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02.26.2011

 

RUBY TUESDAY 2/15(Tue)@青山LeBaron De Pais

RUBY TUESDAY
2/15(Tue)@青山LeBaron De Pais

 ル・バロンには何度もこの2年くらいの間に行くようになり、誕生祝いもしてもらったり、友人たちのさまざまなパーティーにも出向いたり、とにかく、ここのところ、お世話になっています。

 元々は、パリにあるクラブの日本での拠点ですが、まぁ、そのパリの店は、フランスのミュージックシーンや遊び場ではちょいとは名の知れた、アンドレ・サレヴァという人物が運営などしているとのこと。

 そういえば、彼の名前最近どこかで耳にしたな?と思ってた、ハイ、日本でCDがリリースされたフランスの今時のレーベル、KITSUNEからのコンピ・アルバム『キツネ・パリジャン』に彼の名前が、選曲者としてダフト・パンクの陰の存在として知られるこのレーベルのオーナー、ジルダ・ロアエックと並んで書かれていたっけ。

 それはそれとして、この店でイベントを打つのは微妙なんですよね。場所柄、平日でも遊びに来る人たちはいるんですが、おおむね、オトナたちで、店もラウンジという感じですから、ファッションや芸能などの関係者の溜まり場みたいな印象です。そういうお客さんが相手なのでドリンク代は高めだし、入るのに臆する人たちも多いみたいです。

 でも、まあ、そういうハコであえてロックなことをやろうと、ぼくが元メロンやPLASTICSで活躍した中西トシちゃんを誘って始めたんです。彼は、ここ最近はソロで弾き語りなどウチ込みユニットを従えて歌ってます。それも、ロックもロック、ストーンズ、ヴェルヴェッツ、T.REXにボウイなどですからね。

 だから、この企画にも気軽に乗ってくれました。ただ、その彼のギターをメインにしたライブが、音がデカいということで、店サイドからちょっと難色を示されたのにはビックリしました。だって、前からバンドが出たりしてましたからね。

 それでも、とにかく、1回目にしては上々なくらいの数十人のお客さんも来てくれたし、DJをお願いした、Twee GrrrlsClubのsumireちゃんにMethylちゃん、男前な美容師ヤングDJのCOZYとか、ウチで最近見習いしているSHOUGENとかのペヤングたちから、ちょい、アダルトなファッション系のSOFT&HARDのお姉様まで、みんなが楽しくやってくれて、それだけで十分自分はエンジョイ。

 思いっきり、普段なかなかけらんないジョーディーやアルヴィン・スターダストなんかも回せたし、気持ちEEE一晩でした。


 その日のSETLISTも少しだけ紹介しますね。全部は載せきれないし、普段からお馴染みのモノもあり、そういうのは省いてます。オープニングには、ビートルズのいきなりロールしてくるギターリフがカッコいい「レヴォルーション」。始まるぜっ!ていう感じ出てるからね。

そのあとに、少しテンポを落としてグランド・ファンクのバージョンの「ロコモーション」。手拍子の入ったユルめの曲調だけど、そこはグランド・ファンク、途中からはバリバリの重いロケンローにしてくれてます。

 それから、エディ・コクランのヒットのカバーで、「Three Steps to Heaven」。これをやってるのが、ショワディワディという言いにくい名前のバンドで、70年代半ば頃グラムとロカビリー・リバイバルの間に生まれたような連中。「タイガーフィート」のMUDとか、似た感覚かも。とても声がウォームで曲もドリーミンでナイス!

 続いて出て来るのが、50年代から活躍して今も現役(さすがにロケンローだけではない活動ですが)の見かけのわりに甘~い声の持ち主、その名も嬉しいアルヴィン・スターダスト。その彼のヒットのひとつ、当時国内盤も出た(自分がそうですから)のが不思議なくらい、日本じゃ、いや、英国以外ではまるで無名なドメスティック・ヒーローでした。
 この「ユーユーユー」というサビの部分聴くたびにぼくはとろけそうになります。顔と声のギャップがスンゴイんですよね。

 そこから、いよいよ怒濤のド・グラム路線がスタート。まさに全開バリバリでGLAMなパワーでブットばしました。まずは御大、グラムト言えばイギリスではまずこの人の名前があがりますな、ゲイリー・グリッターの貫禄十分な、まさにGlitterなサウンドの曲「ロックンロール パート1」。

 そんで、あの「ドッコドッコドッコドッコ・・」のお馴染みのリズム/ビートが胸に刻み込まれていくんです。それで、時代はちょいと後になってからネオ・グラム、とばかりに出て、ぼくのようなファンを喜ばせたスリングバックスという女性ボーカルのバンドの見事なまでの「オマージュ」のような曲「オールポップ ノー・スター」を挟み「この曲オリネーターじゃないけどマジでヤバいよ」の声なきメッセージを送りました。

 それからはホントに猛爆!!T.REXの「メタル・グルー」

 雷の声の持ち主、とまで言われたノディ・ホルダー率いるもとはスキンズの格好して、フォークな歌も歌っていたのに、グラムで意識改革したのか、いきなりヒット曲を連発して、イギリス中のティーンエイジャーの黄色い声援に応えた、スレイドで、お馴染みの大ヒット「カモン!!(フィール・ザ・ノイズ)」。


 さらには貴公士、変容のアーティスト、「地球に墜ちて来た男」その人、デヴィッド・ボウイ。彼について言うことなんてありませんよね。今もスタイリッシュにキメまくり現役ですから。その彼のZIGGY STARDUST時代のナンバーで、「サフラジェット・シティ」。イントロのミック・ロンソンのレスポールがグワ~~ン!と唸り、みんなその街に行くんです。

 このあとには、グラムじゃないけど、グラムな香りがプンプンなアメリカンロケンロー野郎たち、モトリー・クルーの出番。曲はもちろん、ブギー風な乗り味最高の「スモーキン・イン・ザ・ボーイズルーム」。

 そして、いろいろかけて、おしまいの方では、ロケンローなオヤジ軍団?的なノリの、ロカビリースタイルのバンド、マッチボックスのこのB面に入っていて、日本ではA面でシングルカットもされた「恋はお馬鹿ちゃん 」が、イイ感じなんです。路線的にはクラッシュがカバーして一躍有名になった「I Fought The Law」のオリジネーターのボビ・フラー・フォーみたいな感じ、つーより、オリジナルはこの人たちで、コレはカバーですね。

 そして、ついに最後になり、みんなが待ちに待っていた、あのバンドのあの曲が!そう、スイートの必殺マストなキラーチューンです。いろんなカバーがありますが、やっぱりオリジナルが一番デスネ。「ボールルーム・ブリッツ」。

 今回は、バロンでやりましたが、同じことを時期を変えてやってもネタがあんまり変らないので、こういう特殊なイベントは、場所を変えて、こじんまりした地下室のようなところで、やれたらイイな、なんて思っています。バロンでは、また別の企画で何か、オトナがはしゃげるようなことをやりたいです。

 それでは、また! ROCK ON!

大貫憲章 / KENSHO ONUKI

 
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